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高円寺Pundit'

9月3日(日)一夜限りの傑作ロシア映画ナイト!第6回 『4(フォー)』

9月3日(日)一夜限りの傑作ロシア映画ナイト!第6回 『4(フォー)』

日本の商業施設ではまだ一度も公開されてないロシア映画の傑作を日本語字幕付きで紹介する恒例イベント。
高円寺パンディットにて一度限りの上映会です。この機会をお見逃しなく!

― 作品について ―

肉卸業者のオレグ、娼婦のマリーナ、ピアノ調律師の〈ただのワロージャ〉の三人が、モスクワで朝まで営業するバーに立ち寄る。三人を迎えたバーテンダーは、居眠りばかり。三人は互いにでっち上げの身の上話を語る。オレグは、プーチンの大統領府にミネラルウオーターを配達している。大統領は水しか飲まないが、妻は大酒飲みだ。
マリーナは広告会社の重役で、今は日本製のオフィス環境改善装置を広告している。ワロージャは有機化学者だと名乗り、秘密の研究室でクローンの研究をしていると語る。研究所にはスターリン時代から人間のクローン実験まで行ってきて、大人になったクローン人間もいる。
この酒場の馬鹿話は、三人の出会いの直後に起こった奇妙で不吉な出来事のせいで、冗談では済まなくなる。ワロージャは、一見似ている男に間違われて逮捕される。肉の卸業者をしているオレグは、モスクワ郊外の工場で、遺伝子操作の奇跡―「丸い子豚」が作り出されたのを見る。マリーナは、モスクワから何千キロも離れたマールィ・オコト〔小出産〕村へ出かけ、妹の葬儀に参列する。そこで、自分と瓜二つの妹たち―ヴェーラとソーニャと出会う。しばらく座って三人で密造酒を飲んでいて、疑問が浮かぶ。完全に同一の女の子が四人も産まれるなんて、どんな家族だったのだろう。両親は何者で、どこで自分たちは育ったのか。そして、重要なのは、自分たちは何者なのか・・・。

2004年/ロシア・オランダ(フィルモコム、フーベルト・バルス基金)/126分
ビデオプロジェクターによる上映、日本語字幕付き

原案・監督:イリヤ・フルジャノフスキー
原案・脚本:ウラジーミル・ソローキン
出演: マリーナ・ヴォフチェンコ(マリーナ)、イリーナ・ヴォフチェンコ(ソーニャ)、スヴェトラーナ・ヴォフチェンコ(ヴェーラ)、セルゲイ・シュヌーロフ(ワロージャ)、ユーリー・ラグタ(オレグ)、コンスタンチン・ムルゼンコ(マラート)、アレクセイ・フヴォステンコ(年齢不詳の男)、アナトーリー・アドスキン(オレグの父ミーシャ)、レオニード・フョードロフ(セルゲイ)、アンドレイ・クドリャショフ(バーテン)

【出演】
井上徹 (エイゼンシュテイン・シネクラブ代表)
渡辺裕美 (ロシア雑貨店パルク店主)

共催:エイゼン・シネクラブ
協力:日本ユーラシア協会新作ロシア映画上映会

【時間】
開場17:30 / 開演18:30

【料金】
前売り¥1500 / 当日¥1800 *入場時に1ドリンクご注文下さい。
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前売り予約は、下記予約フォームまで
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お問い合わせ:090−2588−9905(担当:奥野)

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